几帳面な持ち味を生かし細部まで集中

国実卓也

くにざねたくや

拓也君は1996年に生まれ、2015年直方特別支援学校卒業後、NPO法人列島会おきらく工房での利用を開始しました。拓也君は主に陶芸を行っています。土練、形成、絵付け、たまに梱包です。
形成は電動ロクロを用いて器類を作っています。作業はとても几帳面で、寸法を測りながら細部まで集中し作品を作り上げます。「出来たぁ~」と見せに来た作品を手に取ろうとすると、「待って~」ともう一度確認から見せてもらえます。彼の作る器は薄く形もほぼサイズも同じです。「今度はこれに挑戦しようかぁ。」とお願いすると「粘土何gの団子作る。」と言い、作る個数分の粘土を団子状にして準備をします。作っている途中、集中しているなぁ~と思っていると突然「失敗したぁ~」、「時間ないね。」、「この大きさでする。」と言い出したり、笑い出したります。繊細な絵を描くので絵付けにも取り組んでいます。集中力と丁寧な仕事への取組みが形になってきているので楽しみな逸材です。今後の活躍にご注目下さい。



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